内見前日の連絡はリマインドSMSで

公開日:2026/11/05

この記事の要点

電話がつながらないお客様にも、SMSなら日時と折り返しの番号を文字で残せます 物件の場所は、部屋番号や鍵の情報を書かず、待ち合わせ場所と地図のURLで伝えます 返信を受け取れない配信サービスでは、遅刻の連絡先は電話番号、変更やキャンセルは電話番号か変更用のURLで書きます 前日のSMSには、日時・待ち合わせ場所・担当者の名前・変更の連絡先の4つを入れます

内見前日の連絡はリマインドSMSで(文面例と、待ち合わせ・住所の書き方)
喜喜多陽平 / Yohei Kita株式会社FID マーケティング部 リーダー/ULTIQUE SMS 事業責任者無印良品で2年半、TOKYO BASEで2年、小売の現場を経験したのち、株式会社FIDに入社。法人向けSMS配信サービス「ULTIQUE SMS」のセールスとマーケティングを担当し、導入や他社サービスからの乗り換えのご相談を受けています。

内見のリマインドSMSは、前日に1通送り、駅や現地で待ち合わせるなら当日の朝にもう1通足します。たとえば駅で待ち合わせる賃貸の内見なら、前日に「明日11/19(木)13:00、〇〇駅西口改札前でお待ちしています」と送り、当日の朝に地図のURLと担当者の携帯電話の番号を送ります。物件の部屋番号や鍵の情報は、SMSには書きません。

内見のリマインドは、前日と当日の2通に分ける

お店に来てもらう予約のリマインドは、前日の1通が基本です。不動産の内見では、現地や駅で待ち合わせることが多く、当日に場所を探して迷うお客様も出ます。そこで、前日と当日で中身を分けます。

送る日送る目的入れる中身
前日予定を思い出してもらい、来られないなら早めに知らせてもらう日時、待ち合わせ場所(駅・店舗の名前)、担当者の名前、変更の連絡先
当日の朝迷わず着いてもらい、遅れるときに連絡してもらう待ち合わせ場所の地図URL、担当者の携帯電話の番号

お店で待ち合わせて車で案内する内見なら、当日の1通は省いてもかまいません。送る時間帯の考え方や、数日先の予約の扱いは、予約リマインドSMSの送り方に書いています。

反響から内見までの連絡を、SMSにする理由

ポータルサイトなどから問い合わせ(反響)が来たあと、内見の日程を決めるまでの連絡は、電話が中心になりがちです。でも、知らない番号からの電話には出ない人もいますし、仕事中は出られない時間もありますよね。

SMSは、携帯電話の番号だけで届き、文字で残ります。電話がつながらなかったら、担当者の名前と折り返しの番号、電話を受けられる時間を書いて送っておきます。お客様は、自分の都合のよいときに連絡できます。

> 【〇〇不動産】お問い合わせありがとうございます。担当の山田です。ご都合のよい時間に03-0000-0000(10-19時)へお電話ください

内見の日程が決まったら、日時と待ち合わせ場所を書いた確認の1通を送ります。前日のリマインドは、その確認の続きとして読んでもらえます。

前日のリマインドSMSの文面例

前日のSMSは、1通(70文字まで)に収めるのを目安にします。70文字を超えると2通として数えられ、料金も増えます。数え方はSMSの文字数と料金の数え方にまとめています。

賃貸の内見(駅で待ち合わせ)

> 【〇〇不動産】明日11/19(木)13:00、〇〇駅西口改札前でお待ちしています。担当:山田 変更は03-0000-0000へ

「明日」に日付と曜日を添えると、夜中に読んだ人にも日にちが伝わります。待ち合わせ場所は、駅の名前に、改札や出口まで書きます。

売買の内見(店舗に集合して車で案内)

> 【〇〇不動産】11/14(土)10:30、〇〇駅前店にお越しください。車でご案内します。担当:山田 変更は03-0000-0000

車で案内するなら、そのことを書いておきます。当日、駅や現地で待ってしまうお客様を出さないためです。

来店予約(相談のみ)

> 【〇〇不動産 〇〇駅前店】明日11/13(金)19:00のご来店をお待ちしています。担当:山田 変更は03-0000-0000へ

【】の中に店舗名まで入れておくと、別の店舗に向かうお客様を出さずに済みます。担当者の名前は、受付で名乗ってもらうときの手がかりになります。

当日のリマインドSMSと、地図URLの入れ方

当日のSMSは、待ち合わせの数時間前に届くように送ります。中身は、場所を迷わずに見つけるための情報と、遅れるときの連絡先に絞ります。

> 【〇〇不動産】本日13時、〇〇駅西口改札前 地図 https://(短縮URL) 遅刻は山田080-0000-0000

この例は、25文字の短縮URLを入れて69文字です。地図のURLは、地図アプリで待ち合わせ場所に印を付けたリンクを使います。長い地図のURLは、配信サービスの短縮URLの機能で縮めます。

待ち合わせ場所は、物件の前ではなく、駅の改札やコンビニの前など、だれでも見つけやすい場所にすると迷いにくくなります。居住中の売買物件では、近くの目印で待ち合わせると、売主様の家を地図で知らせずに済みます。

物件の住所は、どこまでSMSに書くか

SMSは、ロック画面の通知に出たり、家族に画面を見られたり、転送されたりします。物件の情報は、待ち合わせに要る分だけにとどめます。

書く書かない
待ち合わせ場所(駅・店舗・近くの目印。空き物件なら建物の入口)部屋番号
地図のURL居住中の物件の番地までの住所、キーボックスの番号や鍵の置き場所
物件の名前(必要なとき)売主様のお名前、居住中かどうか

特に、居住中の売買物件では、住所と内見の時間が並ぶと、売主様の家と在宅の時間が分かる文面になります。部屋番号や鍵の情報は、現地で担当者が伝えるか、お客様だけが見られる予約の確認ページに載せます。

担当者の名前と、雨天・遅刻の連絡の受け方

内見の当日にお客様から来るのは、遅れる、道に迷った、雨だから日を改めたい、といった急ぎの連絡です。そのときにつながる番号を、SMSに書いておきます。

案内中の担当者は、SMSの返信を見られないこともあります。配信サービスによっては、そもそも返信を受け取れません。遅刻の連絡は電話番号で、変更は電話番号か変更の手続きができるURLで受けます。

私の考え:内見のSMSで先に決めるのは、遅れるときの連絡先

私は、内見のリマインドSMSは、文面より先に「当日の連絡をだれが受けるか」を決めるべきだと考えています。文面の例は、店舗や会社の名前を変えればすぐ使えます。でも、遅れるという電話を店舗で受けても、現地にいる担当者まで伝わらなければ、SMSに連絡先を書いた意味がありません。

担当者の携帯電話の番号を書くのか、店舗で受けて担当者に回すのか。決めたら、その番号を前日と当日の両方のSMSに同じ形で書きます。

ULTIQUE SMSで内見の連絡を送る場合

ULTIQUE SMSの導入企業の事例では、不動産・金融の業界で、電話に出ないお客様にSMSで折り返しのお願いを送ったところ、20%から連絡が来ました。内見のリマインドではなく、反響のあとの連絡に近い場面です。20%は、その導入先での結果です。効果を保証するものではありません。

ULTIQUE SMSは送信専用のため、SMSへの返信は受け取れません。遅刻の連絡先は電話番号で、変更やキャンセルは電話番号かURLで書いてください。料金がかかるのは、送信先に届いたSMSだけです(配信がない月も、最低利用料金1,000円・100通分込み・税抜がかかります)。

送信元番号と、本文に書く店舗名・折り返しの番号

送信元の番号は、お客様が「どこからのSMSか」を判断する手がかりです。店舗の代表番号にしておけば、その番号への折り返しは店舗にかかります。ただし、受け取る人の携帯電話会社によっては、登録した番号どおりに表示されないことがあります。本文の先頭に【会社名 店舗名】を入れ、折り返しの番号も本文に書いておきます。

予約システムから内見の連絡を自動で送るとき

内見の予約を予約システムや顧客管理のシステムで受けているなら、SMSを手で送らずに、システムから自動で送る形にできます。予約が入ったときの確認、前日のリマインド、日時を変えたときの再案内を、予約の情報から文面を組み立てて送ります。仕組みはSMS API連携とはにまとめています。

自動で送るときは、同じお客様に短い間に何通も届かない作りにしておきます。予約を直すたびにSMSが飛ぶ作りだと、携帯電話会社に迷惑なメッセージと判定されて送れなくなることがあります。日時を変えたときは、最後に決まった日時を1通で送ります。

ULTIQUE SMSで不動産の内見リマインドを送る場合

ULTIQUE SMSの管理画面では、翌日の内見の一覧をCSVで読み込んで、まとめて送れます。一括配信のときに、次の機能が使えます。

送信元には、固定電話・050番号・フリーダイヤルなど、個人の携帯電話番号以外を登録できます。標準の設定では、受け取る人の携帯電話がSoftBankの場合、「253000」または「253001」と表示されます(すべての携帯電話会社で指定の番号を表示する有料オプションもあります)。送信元の番号は、目的ごとに複数登録できます。

予約システムとつなぐ場合はAPIで送り、初期費用とAPI連携の費用はかかりません。セキュリティのため、API連携では接続元のIPアドレスを登録していただいています。送信ごとの「届いた/届かなかった」は、指定したURLに自動で返ります(通常は配信後数秒〜数分。携帯電話会社の状況によって遅れることがあります)。

お申し込みのあと、審査・送信元番号の登録・契約の締結を経て、最短1週間〜10日で使い始められます。契約期間の縛りや解約金はなく、ご連絡いただいた月の末で契約が終わります。

内見のリマインドSMSのQ&A

内見のリマインドSMSは、いつ送ればいいですか?

前日に1通送り、駅や現地で待ち合わせる内見なら、当日の朝にもう1通送ります。前日は日時と待ち合わせ場所の確認、当日は地図のURLと担当者の連絡先が中心です。

内見のリマインドSMSに、物件の住所を書いてもいいですか?

居住中の物件の番地までの住所や、部屋番号、鍵の情報は書きません。SMSは、ロック画面の通知や家族の目に触れることがあるためです。物件の場所は待ち合わせ場所と地図のURLで伝え、売主様の名前や、居住中かどうかも書きません。

内見の待ち合わせ場所は、SMSでどう伝えればいいですか?

駅の改札や店舗など、見つけやすい場所の名前に、地図のURLを添えます。駅なら「〇〇駅西口改札前」のように出口まで書きます。地図のURLは長くなりやすいので、短縮URLにすると1通に収めやすくなります。

電話に出ないお客様には、内見の日程の連絡をどう送ればいいですか?

担当者の名前と、折り返しの電話番号、電話を受けられる時間をSMSで送ります。SMSは携帯電話の番号だけで届き、文字で残るので、お客様は都合のよいときに折り返せます。

内見の遅刻やキャンセルは、SMSの返信で受けられますか?

配信サービスによって違い、送信専用のサービスでは返信は届きません。遅刻の連絡は、担当者が持ち歩く携帯電話の番号か店舗の電話番号で受けます。変更やキャンセルは、その番号か変更用のURLで受けます。

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